リウマチ・膠原病内科
ご案内 スタッフ紹介 外来担当医表 学会・論文発表 診療実績 お知らせ
ご案内
■診療内容 | 当院に通院中のリウマチ患者数は、約1000人程と滋賀県内では最も多い施設の1つであり、湖北医療圏のみならず湖東医療圏など、他の医療圏から通院されている患者さんが多いです。 また、県内では、外来が毎日開設されている数少ない施設で、2診体制で内科系合併症や手術適応などの相談を診療科の垣根なく行えるのが特徴です。 |
---|
スタッフ紹介
役職等 | 名前 | 資格 |
---|---|---|
責任部長 | 新川 雄高 | 日本内科学会認定内科医 総合内科専門医 日本リウマチ学会リウマチ専門医 |
担当医師 (専攻医) |
マクラケン 佳世 | 日本内科学会 日本リウマチ学会 |
特任部長 (嘱託医) |
梅原 久範 | 日本内科学会認定内科医 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医 日本シューグレン症候群学会理事 中部リウマチ学会理事 |
担当医師 (嘱託医) |
中村 拓路 | 日本内科学会認定内科医 総合内科専門医 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医 日本血液学会認定血液専門医・指導医 |
担当医師 (非常勤) |
中村 智美 | 日本内科学会認定内科医 総合内科専門医・指導医 |
担当医師 (非常勤) |
森 将人 | 日本内科学会認定内科医 日本リウマチ学会リウマチ専門医 |
担当医師 (非常勤) |
田中 真生 | 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医 |
担当医師 (非常勤) |
中島 友也 | 日本内科学会認定内科医 日本リウマチ学会リウマチ専門医 |
担当医師 (非常勤) |
納田 安啓 | 日本内科学会認定内科医 総合内科専門医 日本リウマチ学会リウマチ専門医 |
担当医師 (非常勤) |
大杉 悠 | 日本内科学会 日本リウマチ学会 |
外来医担当表
外来担当医については、下記リンクをご参照ください。
休診、代診のお知らせについては、下記リンクをご参照ください。
学会・論文発表
学会・論文発表につきましては、下記リンクをご参照ください。
診療実績
症例件数の算出定義:「疾病、傷病及び死因の統計分類提要ICD-10(2003年版)準拠」の中分類に則って算出しています。
(単位:件数)
入院主病名 | 2023年 (1月~12月) |
2022年 (1月~12月) |
関節リウマチ | 13 | 6 |
壊死性血管障害 (ANCA関連血管炎、顕微鏡的多発血管炎) |
14 | 13 |
全身性結合組織疾患 (IgG4関連疾患、リウマチ性多発筋痛、ベーチェット病) |
21 | 12 |
全身性エリテマトーデス | 7 | 5 |
全身性硬化症(強皮症) | 2 | 1 |
皮膚(多発性)筋炎 | 8 | 12 |
※2022年1月~2023年12月の期間の入院で、主病名の件数を集計しています。
お知らせ
滋賀県で一番のリウマチ膠原病診療拠点を目指して
リウマチ・膠原病内科特任部長兼リウマチセンター長 梅原 久範
滋賀県は、近畿のなかではリウマチ膠原病診療施設少ない県で、長浜・彦根・米原を含めた湖北地方には、リウマチ膠原病診療の拠点病院がございませんでした。
これまでは、京都大学病院から非常勤医師を派遣していただき、リウマチ専門外来として対応して参りました。しかし、診断や治療が難しい患者さんや重症の患者さんは、京都大学病院に転院して頂かなければなりませんでした。
このような状況の中、京都大学臨床免疫内科三森教授、当院の野田事業管理者のご高配で、2017年4月1日より市立長浜病院リウマチセンターが開設されました。当センターのスタッフは、整形外科廣瀬責任部長と3人のリウマチ膠原病内科医と秘書で、京都大学からも5人の非常勤医師の派遣を得て、2診体制の外来と入院治療を担当しています。
現在では、1日平均30人、年間のべ7500人の患者さんが当センターに通院されておられます。
全ての診療科に共通することですが、医療の進歩に伴って、治療効果の優れた高額な新薬や生物学的製剤が日常的に使われるようになりました。その分、経済的な患者さんへの負担増加や、免疫抑制による感染症発症等、注意深い配慮が必要です。
当リウマチセンターの大きな特徴は、受診して頂いた全ての患者さんに「ながはまリウマチコホート」に入って頂き、初診時からの臨床所見や検査結果をデータベースに保存し将来の解析に備えています。このコホート調査は、自分達が実施した診療が本当に正しかったのかを評価する貴重なデータにもなります。これからの時代は、一方的に医者が患者さんに施す医療ではなく、最善の結果を患者さんに還元できる医療が要求されてきます。
論語の中に、「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」という言葉がございます。いくら先進的な治療を行っても、その結果を真摯に受け止めなければ、本当に患者さんにとって良かったのかどうか解りません。
市立長浜病院リウマチセンターでは、一人一人の患者さんを大切にしていきたいと思います。