病棟の紹介

　6階西病棟は整形外科の病棟です。膝・股関節の人工関節置換術、脊椎疾患の手術、骨折に対する緊急手術を目的とした患者さんが入院されています。患者さんは痛みや神経症状などを取り除き、元のような生活を送りたいという思いと同時に、不安を抱えながら入院されます。安心して手術に臨めるように、入院説明から患者さんの気持ちに寄り添う看護を行っています。手術後は痛みを抑えながら早期からリハビリをすすめ、順調に回復し退院できるように支援しています。高齢や骨折などで生活の編成が必要になる患者さんには、早い段階から地域と連携を図り、退院後の生活を見据えた調整をはじめます。患者さんやご家族が退院後の生活をイメージでき、安心していただけるように、サービス利用の調整などを行い退院準備をしていきます。医師・看護師・セラピストが密に連携をとり、患者さんが安心・安全・安楽に治療に向き合えるように援助をしています。また当院では骨粗鬆症リエゾンマネージャーが所属しており、骨折を繰り返させない、患者の健康長寿を目指し活動をしています。活動に対して国際骨粗鬆症財団より銀賞を頂きました。