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リハビリテーション技術科

 リハビリテーション技術科には、理学療法士26名、作業療法士11名、言語聴覚士5名が在籍しており、脳血管疾患、廃用症候群、心大血管疾患、運動器疾患、呼吸器疾患、がん患者、摂食嚥下障害のリハビリテーション(以下リハビリ)を提供しています。
 急性期病棟では、ICU、SCUでのリハビリにも積極的に取り組んでおり、発症や術後の早期からリハビリを開始しています。急性期から病状が安定された患者さんには、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟、療養病棟でのリハビリを実施します。回復期リハビリテーション病棟は、365日のリハビリを提供する体制を整えています。また、H28年度から循環器疾患や心臓血管の術後の患者さんに対する外来での心臓リハビリテーションの提供を開始しています。
 地域完結型の医療を推進できるように、あらゆる疾患に対応できる力と患者さん一人ひとりへの細かい配慮を身につけたいとスタッフ一同が励んでいます。

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スタッフ構成

理学療法士 26名
作業療法士 11名
言語聴覚士 5名
診療助手 1名

 

保有資格

がんリハビリテーション研修会修了者 13名
3学会合同呼吸療法認定士 7名
心臓リハビリテーション指導士 3名
認定理学療法士(徒手) 2名
認定理学療法士(運動器) 1名
認定理学療法士(脳卒中) 1名
認定理学療法士(循環) 1名
糖尿病療養指導士 1名
ケアマネージャー 2名
福祉用具プランナー 5名
住環境コーディネーター2級 5名
日本救急医学会認定ICLSコースアシスタントインストラクター 2名
日本救急医学会認定ICLSコース修了 11名
日本救急医学会認定ISLSコース修了 1名
国際側弯シュロスセラピスト 1名
ゴルフフィジオオフィシャルインストラクター 1名
入谷式足底板上級編コース修了 1名
骨粗鬆症マネージャー 3名
認知症ライフパートナー1級 1名
認知症ライフパートナー2級 2名

 

疾患別リハビリテーション

リハビリテーションの様子1

◆運動器疾患

対象:変形性膝関節症、変形性股関節症、骨折、靭帯損傷、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、変性側弯症、頚椎症性脊髄症、腱板断裂など

 運動器疾患における手術件数が非常に多く、特に変形性関節症への人工関節全置換術(THA、TKA)や脊椎疾患への脊椎固定術などの術後のリハビリテーションに積極的に取り組んでいます。術前および術後のリハビリテーションを進めていくなかで、様々な計測機器を使用し患者様の状態を詳細に把握し、最も適した治療を提供できるように心がけています。

リハビリテーションの様子2

◆脳血管疾患

対象:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、硬膜下血腫、脳腫瘍、パーキンソン病、神経筋疾患、末梢神経障害など

 県下初の脳卒中ケアユニット3床を有し、急性期からのリハビリテーションを多職種で連携し進めています。機能訓練に加えて、早期離床による二次的合併症の予防や、摂食嚥下訓練などにも力を入れています。また、近年のリハビリテーション医学で注目されている経皮的電気刺激療法や経頭蓋直流電気刺激などを脳神経外科医と協力し、リハビリテーションの一環として積極的に取り入れています。

リハビリテーションの様子3

◆呼吸器疾患

対象:慢性閉塞性肺疾患、急性肺炎、間質性肺炎、誤嚥性肺炎、気胸、気管支喘息、肺気腫、肺塞栓症など

 呼吸リハビリテーションでは、息切れや息苦しさにより、日常生活活動に支障を来した患者様に対して、呼吸筋のトレーニング、胸郭のストレッチング、呼吸・排痰法の指導、日常生活動作方法の指導、在宅酸素導入に向けての評価、福祉用具の提案など行っています。

◆心大血管疾患

対象:急性心筋梗塞、狭心症、慢性心不全、弁膜症、急性大動脈解離、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症など

 心臓リハビリテーションは、入院型が平成23年10月に、外来型が平成28年4月から開始となりました。入院中の急性期心臓リハビリテーションから外来心臓リハビリテーションまで、患者様をフォローする体制が整っています。心臓リハビリテーションは、従来の歩行練習といった機能回復に加えて、生活習慣の是正による再発予防や生命予後改善が含まれているのが特徴です。

リハビリテーションの様子4

◆がん疾患

対象:がん、喉頭がんその他頸部リンパ節郭清を必要とするがん乳がん、骨軟部腫瘍又はがんの骨転移 脳腫瘍 血液腫瘍など

 平成24年より「がんのリハビリテーション」を実施しています。骨転移患者の動作指導を中心に開始しましたが、現在は化学療法中、放射線治療中の廃用予防、肺がん、乳がん、食道がんなどの周術期の早期離床による術後合併症の予防、緩和期の苦痛の緩和などに介入しています。がんとの闘いで日常生活動作や生きがいが低下していく患者様も多く、リハビリテーションのニーズが高まっています。

◆摂食嚥下療法

対象:脳血管疾患後の嚥下障害、神経筋疾患による嚥下障害、顎舌咽喉頭などの器質的損傷後の嚥下障害、誤嚥性肺炎など

 摂食機能療法は、飲み込む機能が低下した患者様の能力改善を目的に行います。患者様にあった食事環境(姿勢、食事形態など)を設定し、食事の中で飲み込みの機能の改善を図り、飲み込みに関連する筋力の強化練習を行います。嚥下委員会に所属し医師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士らと協働し、嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査を行っています。

学会・論文発表

 当院リハビリテーション科が作成した論文・学会発表をご紹介します。

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