がんゲノム診療センター
ご案内
■ご案内 | 当院は、令和5年11月にがんゲノム医療中核拠点病院である京都大学医学部付属病院と連携してがんゲノム医療を行う「がんゲノム医療連携病院」に指定され、がんゲノム診療センターを開設しました。 がんは、遺伝子に傷がつき変化が起きることで異常な細胞が増える病気です。がんゲノム医療とは、がん細胞に起きている遺伝子の変化を調べて、患者さん一人ひとりの特徴に合わせた治療を行う医療のことです。 がんゲノム診療外来では、「がん遺伝子パネル検査」を保険診療で実施しています。がん遺伝子パネル検査は、がん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、患者さんのがんに適した治療法を検討するための検査です。 がん遺伝子パネル検査では、数十から数百個の遺伝子の変化を一度に調べることができます。検査結果は、エキスパートパネルと呼ばれる専門家の会議で検討し、担当医はエキスパートパネルで話し合われた結果を参考にして、治療法を患者さんに提案します。 ただし、現状では、がん遺伝子パネル検査の結果が治療に結び付く可能性は10~20%と報告されています。検査を受けても、遺伝子の変化が見つからない場合や、治験・臨床試験の参加条件に合わない場合もあります。 がん遺伝子パネル検査の詳細についてはこちら |
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■予約方法 | 診療は完全予約制です。 ・当院に通院中の方は主治医にご相談ください。 ・他院に通院中の方は通院している病院の主治医から当院地域医療連携室へがんゲノム診療外来の診察を予約してください。予約方法はこちら |
スタッフ紹介
役職など | 名前 | 資格 |
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センター長 (副院長・脳神経外科主任部長) |
小室 太郎 | |
がんゲノム医療コーディネーター | 山岸 美紀 | がん看護専門看護師 遺伝性腫瘍コーディネーター |