臨床検査技師

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中央検査技術科

私は臨床検査技師として、病理組織細胞診室で勤務しています。

手術または検査の目的で患者さんから採取した臓器・組織・細胞などを、病理医が肉眼や顕微鏡で詳しく調べることを病理検査といいます。顕微鏡で観察するために欠かせない病理標本を作製するのが、臨床検査技師の主な役割の1つです。病理検査は、病気を診断し、治療方針の決定に関与し、さらに治療の影響や効果の判定にまで携わる検査であり、それだけに病理標本の作製は責任重大であり、やりがいを感じます。

臨床検査技師の国家資格を取得し就職した後も、様々な認定資格や試験に挑戦でき、自身の知識を深め技術を向上させて業務に活かすことができます。また、産休・育休の取得や子育てをしながら働くことへの理解もあり、このような環境で働けることに日々感謝しています。

学ぶことはたくさんあり成長途中の身ですが、医療従事者の一員として地域医療に貢献できるように、自己研鑽を惜しまず業務に邁進していきたいと思います。

 

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中央検査技術科

 私は臨床検査技師として、中央検査技術科の生化学・免疫、輸血検査室で働いています。生化学・免疫検査室では、血液や尿を自動分析装置を用いて検査することで体の中の様々なデータが得られます。この検査データから、患者さんの体の状態を表すことができます。疾患の診断や治療の経過観察の為に必要な検査です。

輸血検査室では、貧血や手術で輸血が必要な患者さんの血液型や不規則抗体の有無を検査します。そして、安全な輸血を実施するために、血液製剤の管理・検査を行っています。

毎日多くの検体が病棟や外来から提出されるため、最初の頃は結果を迅速に報告することが難しかったです。しかし、検査室の先輩技師の方々に検体の扱い方やデータの見方を優しく指導していただき、迅速に結果を報告できるようになりました。

忙しさはありますが、やりがいを感じられます。

さらに経験を積んで様々な検査ができるように精進していきたいです。

メディカルスタッフの声

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