トップ記事石田均ヘルスケア研究センター長が日本栄養・食糧学会創設75周年記念講演会で講演を行いました

 当院の石田均(いしだ ひとし)ヘルスケア研究センター長が、公益社団法人日本栄養・食糧学会の創設75周年記念講演会において、講演者の一人として登壇し、講演を行いました。
 石田センター長からのメッセージは次のとおりです。
 


 

IshidaDr.jpg 第76回公益社団法人日本栄養・食糧学会が、神戸市の神戸ポートピアホテルなどを会場として開催され、その第1日目の6月10日金曜日の夕刻に、同学会創設75周年記念講演会ならびに祝賀会が、新型コロナウイルス感染症に対応のうえ、現地開催されました。

 今回、私はこの記念講演会の中で、「栄養・食糧学と医学の融合を目指して―日本人の健康寿命を延長するための長浜からのチャレンジ―」と題した記念講演を行う機会を得ましたので、ここに講演で用いましたスライドの数枚を添えて報告いたします。

 この記念講演では、日本栄養・食糧学会が有する歴史と私自身の歩みを年代的に対応させながら、これまでの京都大学や杏林大学での約40年にわたる一連の研究の流れを紹介させていただきました。

 そして、生活習慣病の代表例である糖尿病での高血糖や脂質異常の存在が、私達国民の高齢化にともなう骨量の減少をさらに促進してしまうこと、すなわち、近い将来の「超」高齢化に備えて、単に医学のみならず医療行政の施策面からも、フレイル対策としての身体の骨や筋肉を維持することの重要性を、ご出席の日本栄養・食糧学会員の方々に改めて強調いたしました。

 市立長浜病院ヘルスケア研究センターでは、これからの未来に向けて「栄養・食糧学と医学の融合」を基盤として、人類の高齢化に関する科学的・社会的背景の解明をさらに力強く目指すとともに、皆さまの「健康寿命の延長」を着実に達成するために、その人材育成も含めて積極的に、かつ、地道な活動を継続してまいります。

 どうか当センターへの末永いご支援を、これからもよろしくお願いいたします。

市立長浜病院ヘルスケア研究センター
センター長 石田 均


 講演のスライド(一部)は次のとおりです。

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リンク:ヘルスケア研究センター(市立長浜病院ホームページ内)

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