トップ記事石田均ヘルスケア研究センター長が令和3年度日本栄養・食糧学会功労賞を受賞しました

 当院の石田均(いしだ ひとし)ヘルスケア研究センター長が、公益社団法人日本栄養・食糧学会において、長年続けていた「骨・ミネラル代謝異常の病態栄養学的背景に関する研究」で令和3年度の功労賞を受賞しました。

Ishidadrhyoushou1.jpg

写真の前列中央:石田均センター長 同右:高折恭一院長 同左:野田秀樹事業管理者(医療政策監)
※ 新型コロナウイルス感染症予防のために、写真撮影時以外はマスクを着用し、短時間で撮影しています。

Ishidadrhyoushou2.jpg

 石田センター長からの受賞に際してのメッセージは次のとおりです。


骨・ミネラル代謝異常の病態栄養学的背景に関する研究について

石田均ヘルスケア研究センター長 この度、歴史ある日本栄養・食糧学会の「功労賞」を受賞する機会を、私が京都大学大学院時代から40年近く継続している研究テーマの下で、幸いにも賜ることとなりました。

 生活習慣病の代表例である糖尿病や脂質異常症などを発症しますと、年齢によって生じる骨量の減少がさらに進むことで、骨がとても脆くなってしまいます。もしここで誤って転んだりしますと、思いのほか簡単に骨折を生じて、ついに寝たきりになってしまう危険性が高くなります。

 したがいまして、生活習慣病をはじめとする基礎疾患にならないように、健診にてその発症予防に日頃から努め、そしてさらに加齢への対策として骨や筋肉を強くすることで、何事もなく長生きの出来る健康寿命の延長が、どなたにでもすぐに可能となります。

 今回の受賞を励みとして、次世代の予防医学を含めた生命科学の分野に、なお一層貢献して参りたいと存じます。これからも、どうかこれからも宜しくお願い申し上げます。

市立長浜病院ヘルスケア研究センター
センター長 石田 均

カテゴリー

このページの
先頭へ